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心が温まるような感じ
はじめての文学シリーズ
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本ですが大人でも十分に楽しむことができます。

今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの出会いは価値のあるものになりました。

全12巻を読み、贔屓の作者を見つけることが出来ました。

ぜひとも全12巻、読むことをお勧めします。

あなたも贔屓の作者を見つけてみてください。

浅田次郎あとがきに『わかりやすく書くことを心がけている』と書いてありました。

確かにどの話もわかりやすかったです。

そしてどの話も面白かったです。

文句なく楽しむことができました。

収録作品は『ふくちゃんのジャック・ナイフ』『かくれんぼ』『夕暮れ隧道』『(xie)シエ』『立花新兵衛只今罷越候』の5点です。

この5点の中で一番気に入った作品は『(xie)シエ』という話です。

空想上の動物(多分浅田次郎さんが考えた)シエを飼うことになった女の人の話。

心が温まるような感じがしました。

何度も読み返したくなる話です。

泣けちゃうんです、なぜかとても
初めて「はじめての文学」シリーズを読みましたが、コレ、結構いいです。

その作家の癖とかもわかるし、自分がその作家を好きかどうかもわかりやすいと思います。

まぁ、短編なので、長編になるとまた違う味を出す作家さんも多いと思いますが。

シリーズ制覇したいですね。

もともと浅田さんのお話は好きなのですが、はじめて短編を読み、やはり短編には短編のよさがあるのを思い知らされました。

浅田さんのお話は、ベースが非常に共通していて、人によっては「またかっ」って思うようなところもあるかもしれません。

でも、それぞれ独特のストーリーにしあがっていて私は好きです。

これを読んで、久々に涙をポロポロ流しました。

他の方の感想でも出てる「シエXIE」ってお話です。

まぁ、同世代の女性の気持ちが描かれてて、そこにハマってしまったのでしょうね。

5つの短編が収録されているのですが、すべて100%に絶賛できるってわけではないです。

時には、「それはちょっと…」って思ったりもしました。

でも、好きなんですね。

根本のメッセージ、というか何かが。

浅田さんはまだ読んだことがないって方、ここから入ってみるのもいいかもしれません。

わかりやすく、美しい
浅田次郎の世界は心にしみいり、優しい。

はじめて浅田文学に触れる若者たちへ捧げる作品集です。

5編の短編を収録。

中でも、ファンタジーの要素も感じさせる「シエ」が好き。

小さい頃から、ずっと一人でがんばってきた30代の女性。

ひとつひとつを自分で積み上げてきたのに、最後の幸せ「結婚」だけは他人にもらわなくてはならないということに納得できず、結婚に踏み切れない女性です。

彼女は「ひとりで頑張ってきた」というけれど、言葉の端々に決して一人では生きられなかったことが窺える。

不思議な動物・シエとの別れが悲しくもあたたかい。

途中で結末が予想できたとしても、気持ちよく読み終えることができる。

それが浅田文学の素敵なところです♪♪ はじめての文学 浅田次郎浅田 次郎
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