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アルゲリッチの指から紡ぎ出される美しい音
夢見るように弾くことだ

1977年2月4・5日、ロンドン、クイーン・スクエアのセント・ジョージ教会にて録音。

アルゲリッチの真骨頂が味わえる曲・年齢の録音である。
シューマンはアルゲリッチのレパートリーの中で最も重要な位置を占める作曲家だろう。

その演奏範囲は非常に広く、有名曲ばかりでなく、ヴァイオリン・ソナタ第1・2番のような比較的演奏されることが少ない曲まで積極的に取り上げている。
このアルバムでは特に幻想曲作品17が素晴らしい。

アルゲリッチはこの曲の演奏で最も重要なのは『夢見るように弾くことだ』と語っている。

それ故か第2楽章の195小節3拍目左手の前打音を1オクターヴ高く、第3楽章の一部で旋律を含むオクターヴを崩して弾いている。

正に夢見るままに弾き、感極まってのことではないか、と思える。

アルゲリッチの録音の中でも必聴盤である。

あぁ、幻想の世界よ!!
アルゲリッチの指から紡ぎ出される美しい音・・・。

その、音を目をつぶって、聴くと、夕べの色が見える・・・。

情熱的な飛翔!!私はこの2曲だけ好きなので、この2曲について書くが、夕べは滑らかに紡ぎ出される音の数々、飛翔は情熱に躍動するシューマン!!と私はこの曲から、感じ取っている。

聴いて欲しい盤です。


シューマン:幻想曲&幻想小曲集 アルゲリッチ(マルタ)

ミッソーニ
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